v5.15.0:Pi が本物の MCP 能力を獲得¶
v5.14.0 で Pi は AIOS の第一級クライアントになったが、ひとつ穴が残っていた。Pi コアには MCP 面がなく、他クライアントが MCP 経由で得ていた構造コード・メモリ系ツールが Pi からは見えなかったのだ。v5.15.0 はこれを塞ぎ、残った小さな論点も同時に片付ける。
Pi 拡張内蔵の codemap 検索¶
Pi 拡張に読み取り専用の aios_codemap_search を追加。全クライアント共通の search --source code 経路を再利用しており、Pi エージェントは編集前にファイル・シンボル・呼び出し元を引ける。install/update で自動的にユーザー側へ届き、追加手順は不要。
MCP ブリッジ:Pi グローバル mcp.json へサーバーを播種¶
aios init --agent pi は、pinned の MCP-client アダプター拡張をインストールし、AIOS 管理サーバー(code-review-graph を優先、プロジェクトルート既知ならセッション追従の aios-memory を追加)を Pi グローバルの mcp.json に書き込む。安全規則はプロンプトではなくマージ処理そのものが強制する:
- ユーザーが編集したサーバーは絶対に上書きしない — 保持したうえで名前を報告;
- 不正な JSON の
mcp.jsonに対しては fail-closed(書き換えない); - ネットワーク失敗は警告へ降格 — オフライン機でも拡張とプロジェクト側
.mcp.json経路は残る。
doctor 警告と対になるクリーンアップ¶
skills doctor は旧レイアウトの残骸(AIOS 管理 skill が共有 ~/.agents/skills に書かれ、Pi で同名スキャン衝突を起こす)を警告していた。v5.15.0 に対になる removeLegacySharedRootInstalls を追加。AIOS の managedBy メタデータを持つディレクトリのみ削除し、ユーザー自有 skill には触れない。dry-run なら「何を消すか」を列出するだけでdisk には書かない。
アップグレード¶
aios init --agent pi(または aios update)の再実行でアダプターと播種済みサーバーが有効になる。v5.15.0 の release assets からインストーラーを取得可能。変更ログは日英中韓の 4 言語で提供。